2011年8月31日水曜日

竹伐採終了!


佐渡滞在3日目、昨日の林を刈り尽してしまったので商工会の間さんに新しい竹林を紹介してもらい、作業開始。




昨日の雑木林に比べて純粋な竹林で太い竹が多く、メンバーのテンションが上がり怒涛の勢いで竹を切り出します。



昨日と合わせて100本以上を切り出し、ノルマ達成!



竹林もすっきりして所有者のおじいちゃんにも喜ばれ、あまりの達成感にリーダー田中はどや顔です。





一方竹のパヴィリオンの敷地では隅出しを開始。
明日からはいよいよ竹を搬送してパヴィリオンの着工です。





ところで今日は昼休みに休憩を兼ねて清水寺(せいすいじ)という掛け造りの寺を見に行きました。



杉のプロムナードを抜けると清水の舞台に似た本堂が。



それもそのはず、このセイスイジは覧応法師が京都から布教のおり、京都のキヨミズデラを模して建立したと言われているそうです。



佐渡内には寺社や能舞台など面白い建築が多いので滞在中に時間を見つけていろいろ巡っていきたいです。・・・そんな余裕あるのか?



それでは今日はここまで。台風の接近が怖い。。



石田

竹伐採はじめました



竹の伐採初日。
商工会の間さんに竹やぶを案内してもらい、伐採スタート。9時半。
竹やぶは蜂が多いので完全防備!!






直径10cmの竹がなかなかなくて苦戦。
竹は倒したい方向から切りだし直径の半分程切る。
次にその上1cmくらいの場所を反対側から切るとメキッと竹の繊維が切れる音がする。
横に押すとスコッととれる。
午前中で約20本伐採。12時。







昼ご飯を食べて午後から竹の伐採再び。
途中から長岡造形大学の学生5人が合流して、竹の伐採と部材管理を同時並行で進めた。
日が暮れてきたので今日は終了。18時。
全部で50本程の部材を確保。
竹の艶が美しいっす。




明日は違う竹やぶでの伐採を。
帰りの車窓風景。
稲穂越しの夕日が美しい。



夜は当番を決めて自炊する事に。
今日はハヤシライス(唐沢)、野菜スープ(石田)。
予想以上に上手くてビックリ。



明日のスケジュールを確認して早めに就寝。



と思いきや、ブログの写真アップロードに苦戦し結局1時過ぎに。。。
おやすみなさい。



田中

2011年8月29日月曜日

佐渡入島


ついに佐渡入島の日。

朝8時に東大から石田カーで出発。(石田、唐沢、田中)
12時新潟フェリー乗り場到着。
車でフェリーに乗り込みいざ出航!!12時半



フェリーの甲板にあがると見渡す限りの日本海。東京ではなかなか味わえない景色。



天気にも恵まれて風が気持ちいい!!



新潟港から海かもめが付いてきて、せんべいを差し出すと起用に食べる。
これがなかなか楽しい。



唐沢君、調子に乗って上に投げてたら海カモメに糞をかけられる...笑。



3時に佐渡両津フェリー乗り場到着。
宿に荷物を置き小池さんと合流。



今回のお祭りの商店街の窓口となってくれている商工会に挨拶に行った後、
「灯り織〜伝統工芸〜」に展示協力してくれる佐渡福祉会の「あんずの家」を訪問。
佐渡の伝統工芸品である、使い古した木綿を裂いて織る「裂き織」’のコースターやタペストリーなどを制作している。(みんなボーダー??)







その後、ホームセンターで生活雑貨、必要工具を購入して宿に帰宅。
夜は新潟県立大学と交流を深めるために商店街近くの居酒屋へ。
やっぱり佐渡は日本酒がうまい!!



明日は朝から竹刈りっす。



田中

佐渡ワークショップ概要


9/9,10,11に佐渡島でワークショップを行います。

新潟県立大学の関谷浩史先生が佐渡島両津市夷商工会より商店街の再活性化の依頼を受けて、
その関谷先生から隈研究室もお誘いいただき、一緒に今回のイベントに取り組んでます。
具体的には、商店街の空き店舗や空き地を利用して、3日間のお祭りを開催するものです。
隈研究室では1つの空き地と3つの空き店舗を利用してお祭りに参加します。
佐渡の素材や廃棄となり使わなくなった素材を用いて空間を作っていきます。
具体的には以下の4つの内容になっております。

①竹のパビリオン 
制作:東京大学隈研究室 
テーマ:空間創造/環境演出 
場所:両津夷商店街夷ニノ町交差点付近特設会場
解説:佐渡の竹と茅を用いてパビリオンを作ります。竹を学生自ら切り出し、麻縄による伝統的な結び方だけで竹の構造を作 り、茅葺き屋根をかけます。自然素材を用いた竹のパビリオンで心地よい夜の風を感じながら舞囃子をご覧頂けます。
プログラム:9/10(土) 19:00-19:30 舞囃子「羽衣」 出演者代表:祝 忠生
開放時間 18:00-22:00

②「花火のなか」
制作:DACC (Digital And Computational Commune)
テーマ:空間創造/環境演出
場所:両津夷商店街上町十字路交差点
解説:ガチャポンの空きカプセルを用いたインスタレーション。空きカプセルの中に照明とスピーカーを入れ、「花火」をテーマにインタラクティブな空間演出を行います。花火のなかに入ったかのような、3次元的に体感できる光と音の建築作品です。

③灯り織 -伝統工芸-
制作:東京大学隈研究室 
テーマ:空間創造/商品開発 
場所:両津夷商店街上町十字路交差点付近
解説:テント膜の端材を用いて展示空間を演出します。竹細工や裂き織の展示・販売を行い、佐渡の伝統的工芸品の魅力を感じ る灯りの間です。


④”art×eat” 音楽カフェ - 酔
制作:東京大学隈研究室 × 新潟県立大学
テーマ:環境演出/商品開発/空間創造
場所:和田履物店となりの空き店舗
解説:佐渡の味覚を堪能し、佐渡の音楽を聴覚で楽しみ、膜の端材で作る展示作品を視覚で体験できる音楽カ フェ”art×eat”。
料理は新潟県立大学生が、音楽は佐渡島内の人を中心に、展示作品は東京大学生がつくるコラボチャレンジショップ。