2011年9月11日日曜日

祭り当日!〜音楽カフェ編〜


新潟県立大学がカフェを開き、隈研究室はその内装を手がけました。
工事現場の仮囲いに使われている膜の端材を今泉テントに提供してもらい、それを10cm幅の帯に切り、2枚の帯を織りあわせます。






端部を持ち上げると立体的な形になります。



このユニットを音楽カフェの天井から吊るして空間を覆います(イメージパース)



高さは佐渡の地形をrhinocerous,grasshopperを用いて3Dデータ化して、各ポイントの高さを計算した後、マッピングしてユニットの管理を行いました。












全部で1400個のユニットを天井にタッカーで一つずつ取り付けていきます。
ちなみに天井から床までの高さのユニットを織るのに一つ25分、玄人で15分です...















照明を取り付けて、完成!!



祭り当日はバンドの方に演奏をしてもらい、カフェで作って売っているつくね、柿スムージーを片手に音楽と空間を楽しんでもらいました。






膜を織って頂いた皆様、本当にありがとうございました!!
日本海と加茂湖に囲まれた敷地を感じさせるゆらゆらと風になびく、幻想的な空間が創れました。


田中

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